【社会保険労務士】最低賃金アップ対策はお済みですか?|東北ビジネスサポート
2021/09/23
すっかり秋めいてきましたね!
秋の味覚の「もも」を食べるのが楽しみな社会保険労務士の神成です!
ただ、買ってきても、家においておけば、あっという間に子供たちが消費してしまいます(涙)
10月6日から、青森県の最低賃金は822円となります。
対前年比+29円の大幅増です。
日本の国内総生産(GDP)は、1997年をピークに、ほとんど伸びていません。
諸外国の右肩上がりの成長に比べ、浮き沈みを繰り返しています。
いわば「成熟期」であり、成熟期なりの対策が求められているのです。
ハワイに出かけると、ハンバーガーひとつとっても、10ドル~20ドルします。
サイズ感も違いますけれど、私が五所川原で食べるハンバーガーの倍以上はします。
これは、日本の貨幣価値自体が、相対的に下がっているということです。
給与水準を上げて、消費活動を活発にし、経済の成長を促したいという気持ちはわかります。
しかし、給与を上げるだけでは、大幅な変化は期待できないように感じるのですが、いかがでしょうか。
もらった給与を、どのように使っていくかが重要だと思うのです。
先行きが不安で、貯金という形でお金を溜め込んでいる方が多いのが、日本という国です。
個人の保有する金融資産は、約1900兆だそうですよ!!
そのうち、預貯金が約1000兆円です。
目的が不明瞭な、塩漬け状態の資産が、これだけ眠っているのです。
このお金が出回るようになれば、それだけで経済成長につながっていくはずです。
最低賃金アップは、現在の日本の企業には、負担としてのしかかります。
しかし、どうせであれば、上がった給与をしっかり使ってもらいたいところです^^
個々が、人生のライフプランを考えて、幸せのために有効にお金を使っていけたらいいですね。
私は、お客様の社員さん向けに「給与セミナー」を開催することがあります。
お金をいかに使うかということをしっかり考えるのです。
使い方次第では、幸せにも不幸せにもなるのがお金ですから。
最低賃金アップ=全体のベースアップをお考えならば・・・
皆様の「幸せ度チェック」をしてみるのもよいかと思います。
いくら給与を上げても、使い方がめちゃくちゃだとすれば、幸せとは比例しませんから・・・
大きなお世話かもしれませんが、それを伝えるのも経営者さんの役割だと私は思います。