社員の採用にお困りではありませんか?
2016/11/13
これまで、多くのお客様の社員の採用をサポートさせていただいております。
ただ、そんな中でも、社員の採用がうまくいっている会社とそうでない会社があります。
採用がうまくいっていない会社の共通項を挙げるとしますと…
①人手不足のため「面接後即採用」とするケースが多い
②「会社が求める人財像」をメッセージしていない
③実際の労働条件と求人情報の内容にズレがある
④保有している資格やスキルを優先して採用する
⑤公開している求人情報の情報量が少ない
①はよくありがちです。
急に社員が辞めてしまって、人手不足に陥り、とにかく誰かに来てほしいというパターンです。
実際、焦って採用して、その後うまくいく可能性は低いと思います。
焦らず慎重に、会社の風土と合う人財を見極めることは、結果的に社員の離職率の低下にもつながります。
②は案外と盲点です。
『こんな社員に来てほしい』と漠然とは心に描いてはいるものの、外にメッセージできていないのです。
思いも口にしないと、相手には伝わりません。夫婦ですらそうですもんね(笑)
まずはどんな社員に来てほしいのかを紙に書き出してみると、かなり整理されて効果てきめんです!
③は「とにかく人を集めたい」という会社がやってしまっていることがあります。
収入面を多めに盛って記載するようなケースです。
仮に人が集まったとしても、労働条件が求人と違うとなれば、途端に信用されなくなりマイナスにしかなりません。
他社に負けたくない気持ちはわかります。しかし給与額で勝負することは、御社の本質でしょうか?
ウリや強みを考えることが重要になります。
④もかなり多いです。
実利から考えたら、即戦力や、有資格者を優先したい気持ちはわかります。
しかし、結果的にこんな言葉をいただくことがあります。
『…やっぱり採用は資格じゃない。人柄が大切だなぁ。神成さん^^;』
どんな人と仕事がしたいか。これはかなり大きなポイントだと思うのです。
⑤はハローワークに公開されている求人情報を見ればわかるかと思います。
文句をつけるつもりはありません。ただ、文字情報から得られる情報には限界があります。
会社独自に、求職者に情報を伝える手段を持つことは、良い人財の採用には欠かせません。
現段階では、ホームページを充実させ、会社で働くイメージを膨らませることがベストだと思います。
どうでしょう。
うまくいかない要素を解消すれば、採用がうまくいくような気がしませんか?
シンプルに逆の立場で考えてみればよいのです。
『私が求職者だったら、どんな会社に勤めたいか? どんな社長の下で働きたいか?』
この思いに応えられるような求人内容を作れたら、かなりいい線をいくと思います。
そして…
「君主の器以上の武将は集まらない」という言葉のとおり、会社も、社長の器以上の人財は集まりません。
社長自身が素直な心を持ち、目標達成を目指して成長し続けることが、理想の人財の採用における最重要ポイントなのです!