【社会保険労務士】最低賃金アップに対応する方法|東北ビジネスサポート
2025/08/23
東北ビジネスサポートの神成です。
祭りが終わり、お盆が過ぎ…
まだまだ暑い夏とはいえ、少し物寂しさも感じる今日この頃。
収穫の秋が近づくのと、時を同じくして・・・
最低賃金が改定されますね!!
今年は11月改定です。
青森県はと言いますと・・・
1,029円!!

さあ、どうしましょ(笑)
上の写真では「次期+64円」となっていますが…
労働者側+82円、経営者側+39円
この隔たりを埋めるのに時間がかかり・・・
当初予定されていた「1,017円(+64円)」より
アップ(+76円)となりました。
経済の発展のため、社員の生活の向上のため、
最低賃金アップに対応していくことは大切。
とはいえ・・・
コロナ以降の上昇率はなかなかすごいですよね。
賃上げに、物価高も相まって、
今までにない不安感をおぼえている
中小零細企業経営者は少なくありません。
そこで・・・
この時代を生き抜いて、
むしろ、この時代だからこそ成長して、
地域を元気にする「希望の灯」となるための
チェックリストを作成しました!!
物は試し。
すでに取り組まれていることに、チェックしてみてください。
青森の中小零細企業サバイバルチェックリスト
~最低賃金1,029円時代を生き抜くために!!~
1. 人材戦略の見直し
□ 定着率を上げる
「採用 < 辞めない職場づくり」に投資をする。
人間関係の改善、報われる賃金制度、「感謝」を評価に入れる、などの取り組み。
辞めない職場づくりが、結果としてよい採用につながる。
□ 多様な人材活用
シニア層や働くママの活躍するステージづくり、パートタイムの有効活用など
「フルタイムの正社員にこだわらない」採用を行う。
相性が合うパートさんは、その後正社員になっていただけるケースが多い。
□ スキルアップ・キャリアアップ支援
厚生労働省の助成金を活用しながら、社員が能力を高め、ステージを上げられる
制度と仕組みを導入し、1人あたりの生産性を底上げしていく。
適正な労務管理や、就業規則の整備を行うことが必須要件。
2. 生産性向上と業務効率化
□ IT・デジタル化
勤怠・会計・在庫管理などをクラウド化し、事務コストを削減する。
いわゆる「作業」は、システムにお任せした方が、長い目で見たらコストの
大幅削減となる。
□ 標準化・マニュアル化
属人化(特定の人しかできない仕事がある状態)だと、引継ぎも育成も困難。
誰でも同じレベルで仕事ができる仕組みを整え、マニュアル化をし、生産性
と効率化を阻む”ボトルネック”を解消する。
□ 少数精鋭化
「人を増やす」より「仕事の仕組みを変える」発想。
上記の2つの取り組みや「生成AI」の活用により、これまで人を雇わなければ
できないと考えられていたタスクが、より速やかに正確に進められるように
なってきている。
3. 付加価値の向上
□ 地域資源の活用
青森らしい強み(農産物、観光、文化)を商品・サービスに取り入れていく。
業態にもよるが、私たちが住む「青森県」という強みを活かすところから、
アイディアが生まれる可能性がまだまだある。
□ 安売り競争から脱却
値下げではなく、「他にない魅力」で選ばれる工夫をする。
「ダンピング(値下げ)」が中小零細企業を疲弊させてきた。その流れから脱却する
ことを前提に、自社独自の商品・サービスの開発、ルート開拓を行う。
□ ブランド力強化
小さくても「○○といえばこの会社」と言われる存在になる!
これまで大切にしてきたもの・強みにさらに磨きをかけて、尖らせる。
会社のブランディングだけでなく、社長個人のブランディングも効果的!
4. 外部資源の活用
□ 補助金・助成金
賃上げ対応の「業務改善助成金」などを活用する。
この助成金の場合、賃上げをする根拠となる、社内の設備・システムの導入による
「業務効率化」が求められる。
□ 企業間連携
同業・異業種と連携し、共同仕入れや共同採用などでコストを下げる。
他社はライバルでありながら「同志」という考えで、1社ではなかなか難しい
取り組みを、連携して行うことで、可能性とエネルギーが生まれる。
□ 金融機関・専門家との協力
資金繰り改善や経営支援を相談する時間を優先的に確保する。
日々の忙しさ、目の前のやりくりだけに追われていては「ラットレース」が延々と
続く。いったん止まる勇気を持って、金融機関や専門家の力を借りる。
5. 経営者の意識改革
□ 「コスト」から「投資」へ
人件費を「負担」と見るより、「人材を育てて強みにする」発想を持つ。
社員を安く見れば社員はそれを受け取り、社員を重宝すれば社員はそれを受け取る。
そして、社員の成長願望を知り、それをサポートする。
□ 小さくても勝てる市場を探す
全国ではなく、「青森限定」や「特定のニッチ(隙間)市場」で勝負する。
価格競争で勝負はしない。一寸法師の針のように、一点集中をすれば鬼をも
倒せるような強みで勝てる市場を探す。
□ 挑戦と学び
セミナーや経営者勉強会への参加で、情報を常にアップデートする。
成長する会社の共通項は、経営者がリーダーとして率先して学んでいる。
経営者としてのビジョン、人間関係、専門性などを身につけるべく挑戦する!
1~5まで各3項目ありますが、
その3項目のうち、
それぞれ1つ以上チェックがつけば、
これから時代の流れに乗って変革し、
成長していけると確信します!
チェックがつかなかった場合は・・・・
大丈夫です!!
人は、脳に情報が入ったら、意識して動き出す存在です。
1~5の各3項目のうち、
どれか一つずつでも手を付けてみてください。
1つがうまくいけば、次に進むことができます!
当たり前のことを当たり前にやり続ける。
これに勝ることはありません。
